2023年度心臓血管麻酔専門医認定試験体験記〜その3.5 iPad勉強法②〜

前回は、iPad勉強法の準備について記載しました。今回はこれらを用いてどのように勉強するかを続きとして綴っていきたいと思います。

 

Goodnotes内の整備

  1. 「Study」フォルダを作成
  2. 「Study」フォルダの中に「過去問」「講義資料・ガイドライン」「重要事項」の3つのフォルダを作成
  3. 「過去問」の中に各年度ごとにノートを作成し、元々ゲットしておいたファイルを読み込む
    ※左上の+から読み込み方を選択できます。基本的にはPDFファイルかと思いますので、「読み込む」を選択してファイルをGoodnotesに読み込んでいただくといいと思います。
  4. 「講義資料・ガイドライン」には、学会配布やネット上からダウンロードしたPDFファイルをそれぞれ上記の方法で読み込んでノートを作成
  5. 「重要事項」には、各過去問ごとに左上の+から「学習セット」を選択して作成

 

いざ勉強へ

ここまで準備ができたら実際の勉強を始めていきます。

iPadでSplit Viewを用いてGoodnotesを2画面に置きます。左は過去問、右は講義資料・ガイドライン・学習セットのいずれか使用するものを置きます。
※Split Viewはapp画面が出ている状態で、appのアイコンを置きたい場所にドラッグ&ドロップすればできます

基本的にGoodnotesに書き込む場合の色は黒とFF0000の二色です。あと蛍光ペンは黄色がいいと思います。FF0000と黄色蛍光ペンは赤シートモードで消えます。

基本的にはガイドラインや過去問に補足情報を書き込んでいきます。書き込む時には大事なところをFF0000で書くようにしましょう。いらない文字は白のペンを太字にして重ね塗りすることで消すのもアリです。
※答えが書き込まれてしまっている時には、この方法で消して、FF0000で書き直すと赤シートモードで消えた状態で問題を解けます。

ヘンスレー心臓手術の麻酔第5版から引用

もう一度問題を解きたいものは該当の学習セットに問題と答えを貼りつけておきましょう。

 

ポイントですが、まとめる先を何個も作ってしまうとどこに書いたかわからなくなってしまいます。書き込むところは過去問かガイドラインに絞りましょう。あと、書き込むではなく文字列を打つと検索がかけれます。
学習セットは直前の見直しの時とかに便利ですので、これは毎回確認するかもしれないこと(計算問題、スコアリングなど)は学習セットにおいておくと見返しやすいです。

基本的にネットを使った調べ物は横に置いたiPhoneを用いて行います。調べたものiPhoneでスクリーンショットし、コピーを押してペーストボードに持っておくと、iPad側でペーストを押すだけでiPadのGoodnotesにペーストできます。

 

まとめ

僕はこのやり方でJSA、JSCVA両方の専門医試験を受験しました。この方法は、小児麻酔の研修で2つ県を跨いで通勤していた時に、その時間になんとか勉強したいと思い調べ、実践したという経緯です。

見直しや検索がしやすいため自分としてはとても気に入っている勉強法です。

ネットやyoutubeでさらに便利な方法が載っているかもしれないので、そちらも調べて取り入れてみたら良いかと思います。

この方法が少しでも皆さんの役に立てば幸いです。

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